こころみ薬事典

こころみ薬事典

全科

ピタバスタチン

先発: リバロ

薬効分類: 循環器

ピタバスタチンは循環器に分類される医薬品です。主な適応は「高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 重篤な肝障害又は胆道閉塞のある患者, シクロスポリ詳細 ↓併用禁忌シクロスポリン(サンディミュン)(ネオーラル),, 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症等の重詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 横紋筋融解症(頻度不明) ミオパチー(頻度不明) 免疫介在性壊死性ミオパチー詳細 ↓

監修医による解説

スタチン系の脂質異常症治療薬で、LDL コレステロールを下げます。相互作用が比較的少ないとされます。

  • 筋肉痛・脱力(横紋筋融解症)の徴候に注意します。
  • 肝機能の変化を定期的に確認します。
  • 妊娠中・授乳中は使用できません。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

〈高コレステロール血症〉
通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。
〈家族性高コレステロール血症〉
成人:通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。小児:通常、10歳以上の小児にはピタバスタチンカルシウムとして1mgを1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日2mgまでとする。(参考)
成人
錠1mg
錠2mg
錠4mg
高コレステロール血症



家族性高コレステロール血症



小児
錠1mg
錠2mg
錠4mg
高コレステロール血症



家族性高コレステロール血症



○:承認用法・用量あり -:承認なし

規格先発薬価後発薬価
1mg20.7/錠10.4〜・2社
2mg34.5/錠12.9〜・12社
4mg63.8/錠23.7〜・15社

内服・OD錠

用法・用量

〈高コレステロール血症〉
通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。
〈家族性高コレステロール血症〉
成人:通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。小児:通常、10歳以上の小児にはピタバスタチンカルシウムとして1mgを1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日2mgまでとする。(参考)
成人
OD錠1mg
OD錠2mg
OD錠4mg
高コレステロール血症



家族性高コレステロール血症



小児
OD錠1mg
OD錠2mg
OD錠4mg
高コレステロール血症



家族性高コレステロール血症



○:承認用法・用量あり -:承認なし

規格先発薬価後発薬価
1mg20.7/錠10.4〜・1社
2mg34.5/錠12.9〜・5社
4mg63.8/錠26.1〜・6社

効能・効果

高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
重篤な肝障害又は胆道閉塞のある患者,
シクロスポリンを投与中の患者,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳婦,

副作用

■重大な副作用
横紋筋融解症(頻度不明)
ミオパチー(頻度不明)
免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)
肝機能障害、黄疸(いずれも0.1%未満)
血小板減少(頻度不明)
間質性肺炎(頻度不明)
重症筋無力症(頻度不明)
■その他の副作用
【0.1~2.0%】発疹、そう痒、嘔気・悪心、胃不快感、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、CK上昇、筋肉痛、脱力感、頭痛・頭重感、しびれ、めまい、貧血、テストステロン低下、倦怠感、抗核抗体の陽性化
【0.1%未満】じん麻疹、口渇、消化不良、腹痛、腹部膨満感、便秘、口内炎、嘔吐、食欲不振、舌炎、下痢、ビリルビン上昇、コリンエステラーゼ上昇、AL-P上昇、頻尿、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、筋痙攣、ミオグロビン上昇、こわばり感、眠気、不眠、血小板減少、顆粒球減少、白血球減少、好酸球増多、白血球増多、グロブリン上昇、クームス試験の陽性化、アルドステロン低下、アルドステロン上昇、ACTH上昇、コルチゾール上昇、動悸、疲労感、皮膚疼痛、ほてり、関節痛、浮腫、霧視、眼のちらつき、耳閉感、尿潜血、尿酸値上昇、血清K上昇、血清P上昇、味覚異常、着色尿
【頻度不明】紅斑、血管性浮腫、脱毛

飲み合わせ(併用禁忌)

シクロスポリン(サンディミュン)(ネオーラル),,
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症等の重篤な有害事象が発現しやすい。また、副作用の発現頻度が増加するおそれがある。
シクロスポリンにより本剤の血漿中濃度が上昇(Cmax6.6倍、AUC4.6倍)する。

同成分・同種薬(HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン))

くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)

スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)コレステロール・中性脂肪の薬と生活スタチンと筋肉の副作用

よくある質問

Q. ピタバスタチンは何に使う薬ですか?
ピタバスタチンは循環器に分類される医薬品で、主に「高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症」などに用いられます。
Q. ピタバスタチンの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「〈高コレステロール血症〉 通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. ピタバスタチンの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 横紋筋融解症(頻度不明) ミオパチー(頻度不明) 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明) 肝機能障害、黄疸(いずれも0.1%未満) 血小板減少(頻度不明) 間質性肺炎(頻度不明) 重症筋無力症(頻度不明)」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. ピタバスタチンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
Q. ピタバスタチンで注意が必要な飲み合わせはありますか?
「シクロスポリン(サンディミュン)(ネオーラル),, 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症等の重篤な有害事象が発現しやすい」など併用に注意が必要な薬剤があります。服用中の薬は必ず医師・薬剤師にお伝えください。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
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本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索