こころみ薬事典

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全科

ロスバスタチン

先発: クレストール

薬効分類: 循環器

ロスバスタチンは循環器に分類される医薬品です。主な適応は「高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 肝機能が低下していると考えられる以下のような患者詳細 ↓併用禁忌シクロスポリン (サンディミュン、ネオーラル等) , シクロスポリンを投与されている心臓移植詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 横紋筋融解症(0.1%未満) ミオパチー(頻度不明) 免疫介在性壊死性ミオパ詳細 ↓

監修医による解説

スタチン系の脂質異常症治療薬で、肝臓でのコレステロール合成を抑え、LDL(悪玉)コレステロールを強力に下げます。動脈硬化の予防に用いられます。

  • まれに筋肉痛・脱力(横紋筋融解症)があり、強い筋肉痛や褐色尿は受診します。
  • 肝機能の変化に注意し、定期的に採血で確認します。
  • 妊娠中・授乳中は使用できません。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

内服・錠

用法・用量

通常、成人にはロスバスタチンとして1日1回2.5mgより投与を開始するが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には5mgより投与を開始してもよい。なお、年齢・症状により適宜増減し、投与開始後あるいは増量後、4週以降にLDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には、漸次10mgまで増量できる。10mgを投与してもLDL-コレステロール値の低下が十分でない、家族性高コレステロール血症患者などの重症患者に限り、さらに増量できるが、1日最大20mgまでとする。

規格先発薬価後発薬価
2.5mg18.5/錠10.4〜・6社
5mg30.6/錠10.4〜・8社
10mg16〜・1社

内服・OD錠

用法・用量

通常、成人にはロスバスタチンとして1日1回2.5mgより投与を開始するが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には5mgより投与を開始してもよい。なお、年齢・症状により適宜増減し、投与開始後あるいは増量後、4週以降にLDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には、漸次10mgまで増量できる。10mgを投与してもLDL-コレステロール値の低下が十分でない、家族性高コレステロール血症患者などの重症患者に限り、さらに増量できるが、1日最大20mgまでとする。

規格先発薬価後発薬価
2.5mg18.5/錠10.4〜・2社
5mg30.6/錠10.4〜・9社
10mg16〜・1社

内服・ドライシロップ

用法・用量

通常、成人にはロスバスタチンとして1日1回2.5mgより投与を開始するが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には5mgより投与を開始してもよい。なお、年齢・症状により適宜増減し、投与開始後あるいは増量後、4週以降にLDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には、漸次10mgまで増量できる。10mgを投与してもLDL-コレステロール値の低下が十分でない、家族性高コレステロール血症患者などの重症患者に限り、さらに増量できるが、1日最大20mgまでとする。

規格先発薬価後発薬価
5mg18.4〜・1社

効能・効果

高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
肝機能が低下していると考えられる以下のような患者
急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪、肝硬変、肝癌、黄疸,,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳婦,
シクロスポリンを投与中の患者,

副作用

■重大な副作用
横紋筋融解症(0.1%未満)
ミオパチー(頻度不明)
免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)
重症筋無力症(頻度不明)
肝炎(0.1%未満)、肝機能障害(1%未満)、黄疸(頻度不明)
血小板減少(0.1%未満)
過敏症状(0.1%未満)
間質性肺炎(0.1%未満)
末梢神経障害(0.1%未満)
多形紅斑(頻度不明)
■その他の副作用
【2~5%未満】CK上昇、肝機能異常(AST上昇、ALT上昇)
【0.1~2%未満】そう痒症、発疹、蕁麻疹、腹痛、便秘、嘔気、下痢、無力症、筋肉痛、関節痛、頭痛、浮動性めまい、蛋白尿、腎機能異常(BUN上昇、血清クレアチニン上昇)
【0.1%未満】膵炎、口内炎、筋痙攣、健忘、睡眠障害(不眠、悪夢等)、抑うつ、HbA1c上昇、血糖値上昇
【頻度不明】苔癬様皮疹、女性化乳房

飲み合わせ(併用禁忌)

シクロスポリン
(サンディミュン、ネオーラル等)
,
シクロスポリンを投与されている心臓移植患者に併用したとき、シクロスポリンの血中濃度に影響はなかったが、本剤のAUC0-24hが健康成人に単独で反復投与したときに比べて約7倍上昇したとの報告がある。
シクロスポリンがOATP1B1及びBCRP等の機能を阻害する可能性がある。

同成分・同種薬(HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン))

くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)

スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)コレステロール・中性脂肪の薬と生活スタチンと筋肉の副作用

よくある質問

Q. ロスバスタチンは何に使う薬ですか?
ロスバスタチンは循環器に分類される医薬品で、主に「高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症」などに用いられます。
Q. ロスバスタチンの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「通常、成人にはロスバスタチンとして1日1回2.5mgより投与を開始するが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には5mgより投与を開始してもよい」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. ロスバスタチンの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 横紋筋融解症(0.1%未満) ミオパチー(頻度不明) 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明) 重症筋無力症(頻度不明) 肝炎(0.1%未満)、肝機能障害(1%未満)、黄疸(頻度不明) 血小板減少(0.1%」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. ロスバスタチンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
Q. ロスバスタチンで注意が必要な飲み合わせはありますか?
「シクロスポリン (サンディミュン、ネオーラル等) , シクロスポリンを投与されている心臓移植患者に併用したとき、シクロスポリンの血中濃度に影響はなかったが、本剤のAUC0-24hが健康成人に単独で反復投与したときに比べて」など併用に注意が必要な薬剤があります。服用中の薬は必ず医師・薬剤師にお伝えください。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
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本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索