こころみ薬事典

こころみ薬事典

全科

クロベタゾールプロピオン酸エステル

先発: デルモベート

薬効分類: ステロイド外用

クロベタゾールプロピオン酸エステルはステロイド外用に分類される医薬品です。主な適応は「湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む) 痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む) 掌蹠膿疱症 乾癬」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬・けじらみ等)[感染を悪詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 眼圧亢進、緑内障、白内障(いずれも頻度不明) ■その他の副作用 【頻度不明】詳細 ↓

監修医による解説

炎症をおさえる作用が非常に強いステロイドの外用薬で、他の薬で不十分な皮膚の炎症に用いられます。

  • 作用が強いため、部位・量・期間の指示を必ず守ります。
  • 顔や皮膚の薄い部分への使用は慎重にします。
  • 長く広く使うと皮膚が薄くなるなどの影響が出ることがあります。医師の指示に従ってください。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

外用・軟膏

用法・用量

通常1日1~数回適量を塗布する。なお、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
0.05%14.6/g11.7〜・2社

外用・クリーム

用法・用量

通常1日1~数回適量を塗布する。なお、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
0.05%14.6/g11.7〜・2社

外用・ローション

用法・用量

通常1日1~数回適量を塗布する。なお、症状により適宜増減する。

規格先発薬価後発薬価
0.05%14.4/g12.8〜・2社

外用

用法・用量

通常、1日1回、乾燥した頭部に患部を中心に適量を塗布し、約15分後に水又は湯で泡立て、洗い流す。

規格先発薬価後発薬価
0.05%18.3/g

効能・効果

湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)
痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)
掌蹠膿疱症
乾癬
虫さされ
薬疹・中毒疹
ジベルばら色粃糠疹
慢性円板状エリテマトーデス
扁平紅色苔癬
紅皮症
肥厚性瘢痕・ケロイド
肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)
アミロイド苔癬
天疱瘡群
類天疱瘡(ジューリング疱疹状皮膚炎を含む)
悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)
円形脱毛症(悪性を含む)

禁忌

細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬・けじらみ等)[感染を悪化させるおそれがある。]
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒が遅れるおそれがある。また、感染のおそれがある。]
潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れるおそれがある。]

副作用

■重大な副作用
眼圧亢進、緑内障、白内障(いずれも頻度不明)
■その他の副作用
【頻度不明】真菌症(カンジダ症、白癬等)、細菌感染症(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)、ウイルス感染症、紅斑、発疹、蕁麻疹、そう痒、皮膚灼熱感、接触性皮膚炎、ステロイド皮膚 (皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑)、色素脱失 、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎 (ほほ、口囲等に潮紅、丘疹、膿疱、毛細血管拡張)、多毛 、ステロイドざ瘡、魚鱗癬様皮膚変化、一過性の刺激感、乾燥、下垂体・副腎皮質系機能抑制 、中心性漿液性網脈絡膜症

同成分・同種薬(外用合成副腎皮質ホルモン剤)

くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)

ステロイド外用薬(副腎皮質ステロイド)ステロイド外用薬の強さ(ランク)と塗り方ステロイドの薬(外用・内服)の基礎乾燥肌と保湿剤の使い方(ヘパリン類似物質・ワセリンなど)

この薬が使われる主な病気・症状

蕁麻疹乾癬掌蹠膿疱症円形脱毛症湿疹・皮膚炎皮膚炎

よくある質問

Q. クロベタゾールプロピオン酸エステルは何に使う薬ですか?
クロベタゾールプロピオン酸エステルはステロイド外用に分類される医薬品で、主に「湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む) 痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む) 掌蹠膿疱症 乾癬 虫さされ 薬疹・中毒疹 ジベルばら色粃糠疹 慢性円板状エリテマトーデス 扁平紅色苔癬 紅皮症 肥厚」などに用いられます。
Q. クロベタゾールプロピオン酸エステルの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「通常1日1~数回適量を塗布する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. クロベタゾールプロピオン酸エステルの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 眼圧亢進、緑内障、白内障(いずれも頻度不明) ■その他の副作用 【頻度不明】真菌症(カンジダ症、白癬等)、細菌感染症(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)、ウイルス感染症、紅斑、発疹、蕁麻疹、そう痒、皮膚灼熱感、接」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. クロベタゾールプロピオン酸エステルにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
後発医薬品(ジェネリック)があります。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索