こころみ薬事典

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全科

酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン

先発: パンデル

薬効分類: ステロイド外用

酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンはステロイド外用に分類される医薬品です。主な適応は「湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、痒疹群(じん麻疹様苔癬、」など。本ページではPMDA添付文書に基づく用法・用量、禁忌、相互作用、副作用と、規格別の薬価・包装情報を掲載しています。

⚠ 安全サマリー

禁忌本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の患者[穿孔部位の詳細 ↓主な副作用■重大な副作用 緑内障、後囊白内障 ■その他の副作用 【0.1~0.2%未満】皮膚の細菌性感詳細 ↓

監修医による解説

酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンは、湿疹や乾癬など様々な皮膚疾患に用いられるステロイド外用薬です。抗炎症作用と抗アレルギー作用により、皮膚の炎症、赤み、かゆみを抑えます。強さはMediumクラスに分類され、日常診療で広く使用されます。

  • 顔面や陰部への長期・大量使用は特に慎重に行う必要があります。
  • 感染症を誘発・増悪させる可能性があるため、感染部位への使用は原則禁忌です。
  • 緑内障や白内障のリスクがあるため、眼囲への使用には注意が必要です。

※ 添付文書をもとに作成し、監修医が確認した参考情報です。

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

外用・軟膏

用法・用量

通常1日1~数回適量を患部に塗布する。

規格先発薬価後発薬価
0.1%16.7/g

外用・クリーム

用法・用量

通常1日1~数回適量を患部に塗布する。

規格先発薬価後発薬価
0.1%16.7/g

外用・ローション

用法・用量

通常1日1~数回適量を患部に塗布する。

規格先発薬価後発薬価
0.1%16.7/ml

効能・効果

湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)、虫さされ、扁平紅色苔癬、慢性円板状エリテマトーデス

禁忌

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の患者[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]
潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷のある患者[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある。]

副作用

■重大な副作用
緑内障、後囊白内障
■その他の副作用
【0.1~0.2%未満】皮膚の細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛囊炎等)、刺激感
【0.1%未満】皮膚の真菌性感染症(カンジダ症、白癬等)、ステロイドざ瘡、色素脱失、乾燥(クリーム)、発疹、そう痒
【頻度不明】酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎(ほほ、口囲等に潮紅、丘疹、膿疱、毛細血管拡張を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑)、多毛、魚鱗癬様皮膚変化、大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)による下垂体・副腎皮質系機能の抑制

同成分・同種薬(外用副腎皮質ホルモン剤)

くわしい解説(薬の種類・基礎ガイド)

ステロイド外用薬(副腎皮質ステロイド)ステロイド外用薬の強さ(ランク)と塗り方ステロイドの薬(外用・内服)の基礎乾燥肌と保湿剤の使い方(ヘパリン類似物質・ワセリンなど)

この薬が使われる主な病気・症状

乾癬掌蹠膿疱症湿疹・皮膚炎皮膚炎

よくある質問

Q. 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンは何に使う薬ですか?
酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンはステロイド外用に分類される医薬品で、主に「湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)、虫さされ、扁平紅色苔癬、慢性円板状エリテマトーデス」などに用いられます。
Q. 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンの用法・用量(飲み方)は?
添付文書では「通常1日1~数回適量を患部に塗布する」などとされています。実際の用法・用量は症状や年齢で異なるため、医師の指示と最新の添付文書に従ってください。
Q. 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンの主な副作用は何ですか?
主な副作用として「■重大な副作用 緑内障、後囊白内障 ■その他の副作用 【0.1~0.2%未満】皮膚の細菌性感染症(伝染性膿痂疹、毛囊炎等)、刺激感 【0.1%未満】皮膚の真菌性感染症(カンジダ症、白癬等)、ステロイドざ瘡、色素脱失、乾燥」などが報告されています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
Q. 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾンにジェネリック(後発医薬品)はありますか?
現時点でこのデータベースに後発医薬品の登録は確認できません。
出典: 添付文書情報は 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)の提供データに基づきます。基本情報・薬価は厚生労働省 薬価基準、包装は MEDIS HOT コードマスターによります。
📄 添付文書(PMDA・PDF)を開く免責事項・出典について

本ページは医療従事者向けの参考情報です。診断・処方・服薬の最終判断は最新の添付文書および医師・薬剤師の判断によってください。
監修: 大澤 亮太(精神保健指定医/医療法人社団こころみ 理事長) 免責事項薬事典で検索