慢性腎臓病(CKD)に使われる薬

慢性腎臓病(CKD)に関連して用いられる薬剤を、添付文書の効能・効果から逆引きした一覧です。現在 10 成分を掲載しています。各薬剤ページでは PMDA 添付文書に基づく用法・用量、禁忌、副作用と薬価を確認できます。

慢性腎臓病(CKD)とは

慢性腎臓病は、腎臓の働きが少しずつ低下した状態や、たんぱく尿などの異常が続く状態をまとめた呼び名です。初期は自覚症状が乏しく、健診の検査値で気づかれることが多くあります。進行するとむくみや疲れやすさが現れることがあり、心臓や血管への影響も知られています。早めに気づき、進行を抑える管理を続けることが大切です。腎臓の働きが慢性的に低下した状態で、初期は自覚症状が乏しく、高血圧や糖尿病が背景となることが多く、進むとむくみや貧血などをきたします。

慢性腎臓病(CKD)の薬の選び方・ポイント

監修: 大澤 亮太 医師(医療法人社団こころみ)

慢性腎臓病(CKD)の治療の進め方

血圧や血糖、脂質の管理、減塩などの生活習慣の見直しが基礎となります。原因となる病気や合併症に応じて、血圧やたんぱく尿に関わる薬、貧血やミネラルに対する薬などが用いられます。腎臓の働きに合わせて量の調整が必要な薬も多く、市販薬を含め自己判断の使用は避け、医師や薬剤師と相談しながら続けます。原因(高血圧・糖尿病など)の管理が中心で、血圧・血糖・脂質を整え、腎臓を守る薬(ARB/ACE・SGLT2阻害薬など)が用いられます。塩分・たんぱく質のとり方や、腎機能に応じた薬の調整も大切です。

セルフケア・日常生活の工夫

減塩を基本に、病期に応じてたんぱく質・カリウム・リンの調整がすすめられることがあります。市販の痛み止め(NSAIDs)は腎臓に負担をかけることがあり、使う前に相談を。自己流の食事制限は栄養不足を招くため、医師・管理栄養士と相談して行いましょう。

📌 受診・相談の目安

健診で腎機能の低下やたんぱく尿、血尿を指摘されたら受診の目安です。むくみが強い、尿の量や色が大きく変わる、急にだるさが増した場合も相談してください。痛み止めなどの市販薬を使う際は腎臓への影響に注意が必要で、自己判断で処方薬を中止しないでください。

もっと詳しく(解説記事)

← 病名・症状の一覧へ

慢性腎臓病(CKD)の適応を持つ薬剤

この病気で使われる薬のタイプ(薬効分類)

この病気に関連する薬の比較

関連するけんさ値

関連する基礎ガイド(くわしい解説)

よくある質問

Q. 自覚症状がなくても治療が必要ですか
慢性腎臓病は初期に症状が出にくく、検査値で気づかれることが多くあります。症状がなくても進行を抑える管理が大切とされています。指摘されたら受診し、経過を見ていくことをおすすめします。
Q. 市販の痛み止めは使ってよいですか
一部の鎮痛薬は腎臓に負担をかけることがあるため注意が必要です。使う前に医師や薬剤師に相談し、腎臓の状態に合わせて判断してもらうと安心です。自己判断での常用は避けましょう。
Q. 食事で気をつけることは
減塩が基本で、状態によってたんぱく質やカリウムなどの調整がすすめられることがあります。必要な内容は人により異なるため、主治医や管理栄養士の指導に沿って進めることが大切です。
Q. 薬で腎臓は良くなりますか
薬は進行を抑え、合併症を管理することを目的に用いられます。低下した働きを大きく戻すことは難しい場合が多く、早めの管理が重要です。治療方針は主治医とよく相談してください。
Q. 腎臓を守るために食事で気をつけることは?
病期により、塩分・たんぱく質・カリウムなどの調整がすすめられることがあります。自己流の制限は栄養不足を招くこともあるため、医師・管理栄養士と相談してください。
Q. 市販の痛み止めは飲んでも大丈夫ですか?
一部の解熱鎮痛薬(NSAIDs)は腎臓に負担をかけることがあります。市販薬を使う前に、腎臓の病気があることを薬剤師に伝えて相談してください。

本ページは患者さん・ご家族向けの一般的な情報提供です。個別の診断・治療に代わるものではありません。実際の判断は医師・薬剤師にご相談ください。 免責事項薬を検索